「結婚式をしない代わりに、ウェディングドレスやタキシード姿を写真に収めたい!」と、フォトウエディングを選択するカップルは年々増加しています。
今までは写真スタジオや結婚式場での写真撮影が主流でしたが、近年人気を博しているのが、思い出の場所や好きな景色をバックに写真を撮るロケーションフォト。
しかし、スタジオ撮影と異なり「周囲の目が気になる」「ウェディングドレス姿で外に出るのが恥ずかしい」などといった不安もありますよね。
そこで本記事では、ロケーションフォトのメリットとデメリットをピックアップ。
恥ずかしさのデメリットを上回るメリットの数々をご紹介しましょう。
ロケーションフォトとスタジオ撮影の違い、特徴
結婚式の前撮りや後撮り、フォトウエディングをする際、まず初めに決めるのは、どこで写真を撮るのかということ。
ロケーションフォトを選択する場合は、主に景色のひらけた公園や浜辺、公道などの人目がある場所が一般的です。
対してスタジオ撮影では、名前の通りプライベート感のあるスタジオ内で撮影されます。
ロケーション撮影とスタジオ撮影には、天候面やポーズバリエーション、費用などの面で一長一短の特徴があるため、どちらの撮影場所が自分たちらしさを出せるのか検討していくと良いでしょう。
ロケーションフォトとスタジオ撮影のメリット
撮影する場所によって、ロケーション撮影、スタジオ撮影と区別されている2種類の撮影には、それぞれにメリットデメリットがあります。
撮影場所に起因するメリットをいくつか解説していきましょう。
ロケーションフォトのメリット1「好きな場所で撮影できる」
ロケーションフォト最大のメリットは、思い思いの場所で撮影ができること。
東京駅をバックにした定番写真や、初めて会った居酒屋、大学のキャンパス、季節感を活かした公園や海辺、新婚旅行を兼ねて海外で撮りたいといった理想が実現できるでしょう。
どの撮影場所も基本的に許可取りが必要ですが、そこさえクリアしてしまえば、自由なポーズで自由な写真撮影が可能です。
また、天候やロケーションの状況によって、意外性のあるカットが撮れる可能性も秘められています。
その時期にしか咲かない季節の花との1ショットや、夕日をバックにしたシルエット写真、突然の雨による幻想的な1枚など、計画外の写真が撮れることも魅力でしょう。
ロケーションフォトのメリット2「観光・新婚旅行を兼ねられる」
ロケーションフォトの場合、撮りたい写真のイメージや、場所が先行して決まりがち。
そのためその場所でしか生み出せない雰囲気や景色を求め、旅行を兼ねて撮影に臨むこともあるでしょう。
その際、ロケーションフォトのメリットとなるのは、一緒に観光や新婚旅行を楽しめる点です。
例えば、新婚旅行で沖縄を検討している場合、現地のカメラマンや出張カメラマンに依頼すれば、新婚旅行の日程のうち半日〜1日空けておけばOKです。
都内近郊で人気の東京駅、銀座駅周辺や、横浜エリアを選択しても、ドレスやタキシードを脱いでしまえば、その後は普通のデートが楽しめますよ。
スタジオ撮影のメリット1「天候に左右されない」
天気予報によって撮影日が悪天候だった場合、ロケーション撮影は、撮影日を迎える前に延期が決まってしまうもの。
しかし、撮影途中での天候悪化は防ぎようがなく、場合によってはその場で中止になってしまうこともあります。
その点、スタジオ撮影は室内で撮影するため、天候の心配をしなくても良い点が最大の魅力。
交通機関さえ動いていれば、梅雨の雨が心配な時期でも9月の台風が発生しやすい時期でも、スケジュール通りに撮影が可能です。
休みが取りづらい方や、旅行や観光を兼ねて撮影をしたい方、写真を使用したい日までの日程が迫ってきている方におすすめです。
スタジオ撮影のメリット2「費用が抑えられる」
ロケーション撮影に比べて、移動が少ないことやフォトグラファーの拘束時間が短いことが要因となり、スタジオ撮影では比較的費用を抑えた撮影が可能です。
撮影自体も1.5〜2時間ほどで終わることが多く、費用とともに時間もコンパクトに抑えられます。
リーズナブルに済ませられるため、その分をヘアメイクや衣装チェンジ費用に充てても◎
スタジオ撮影では背景やバリエーションのある写真が撮りにくい傾向にありますが、服装やヘアメイクを変えることで“らしさ”をプラスできるでしょう。
ロケーションフォトのデメリットを軽減!
ここまでロケーション・スタジオ撮影のメリットをご紹介しましたが、スタジオ撮影のメリットはロケーション撮影のデメリットにもなり得ます。
「天候に左右されてしまう」「費用がかさんでしまいがち」というロケーションフォトならではのデメリットは、いくつかの方法で解決できます。
まず、天候に実施が左右されがちなロケーションフォトは、多くの場合フォトグラファー側が雨天時の延期措置を設けています。
フォトグラファーによって異なりますが、天気予報で悪天候が確認できた時点で、スケジュールを改める提案をしてくれる場合がほとんど。
どうしても天候に左右されがちなロケーションフォトは、依頼時に雨天時の対応を確認しておくことが重要です。
また、ロケーションフォトでかさみがちな費用は、どこにどれくらいお金がかかっているのかを考えると節約できます。
ロケーションフォトで必ずかかってくるのは、以下の項目です。
・衣装
・ヘアメイク
・交通費
・フォトグラファーへの依頼料
例えば「メイクを自分で行う」「交通費がかからない近場の人気スポットで撮影する」「ブライダルインナーやアクセサリー類を自分で調達する」といった工夫で、費用をグッと抑えられるでしょう。
他にも、撮影前にコンディションを整える美容面としては「ロケーション撮影以外にも使用できるネイルチップを注文する」「ブーケは繰り返し使用できるドライフラワーや増加を利用する」「ヘアメイクチェンジをしない」といった卒花ならではのアイディアもあるようです。
ロケーションフォトのこだわりポイント3つ
自由度が高く、自分たちらしさを表現しやすいロケーションフォトは、軸のあるこだわりを持つ花嫁さんに人気の撮影方法です。
その一方で、撮影してみて「こんなはずじゃなかった」「想像と違った」という後悔を残してしまった卒花さんも多いよう。
ここでは、卒花さんが「こだわってよかった!」と思うロケーションフォトのこだわりポイントを2つご紹介します。
事前にリサーチして、自分たちらしさを発揮した後悔のないロケーションフォトに挑戦してみてくださいね。
フォトグラファーのこだわり
写真の出来栄えを決めるのは、撮影場所や表情、衣装…ではなく、撮影するフォトグラファー。
同じカメラやレンズを使用していても、構図や加工の雰囲気、撮影する枚数は、フォトグラファーによって異なります。
普段どんな写真を撮っているのか、自分たちが理想とするロケーションフォトの雰囲気に合っているのかなどを見極めましょう。
特にこだわりがない場合でも、フォトグラファー側がポーズを提案してくれたり、意見を出してくれたりすると、打ち合わせや撮影がスムーズに進みます。
問い合わせの時点でフォトグラファーの性格や、相性を確かめられると良いですね。
ワンカットのこだわり
ロケーションフォトの場合、撮影した写真をウェルカムスペースに展示したいという方が多いでしょう。
大きなキャンバスやタペストリーに印刷したり、ミールヘーデンに飾ったりとそれぞれの使い道があります。
その際、ロケーションフォトに求められるのは、印象的な1枚が撮れるかどうかという点。
2人の結婚式を象徴する芸術的なワンカット、自然体の2人を捉えた一瞬のキリトリが重要になります。
具体的に撮りたい構図が決まっている場合は、その1枚を撮るのに大きく時間を割くこともできます。
打ち合わせの時点でフォトグラファーと撮影構図を共有し、明確なゴールを目指すことで、クオリティーの高いワンカットが撮れるでしょう。
「Ikyo Photo Studio」ではロケーションフォトが撮影できる!
結婚式と同様、自分たちでプロデュースし、理想の形をゼロから作り上げられるロケーションフォト撮影。
2人の意志が反映されるため、こだわったポイントや雰囲気が出来上がり写真にも表現されやすくなります。
「Ikyo Photo Studio」では、こだわりがある方、ない方に関わらず、2人の記憶に残る写真と思い出をお贈りいたします。
ロケーション・スタジオ撮影ともにご対応しておりますので、はじめはお気軽にお問い合わせください。